
クラフトの町、高岡
開町400年を迎えた富山県高岡市は、天然のいけすと呼ばれる富山湾に面し、晴れた日には立山連峰が見える自然に恵まれた美しい場所です。「高岡銅器」「高岡漆器」の2つの伝統産業に関わる職人が、大小さまざまな工房で日々ものづくりを行っています。

金屋町は、加賀藩二代目藩主、前田利長公が七人の鋳物師を住まわせた、高岡の鋳物発祥の地です。格子の家が連なるこの町は、現在は観光地となっており、鋳物の作業場やギャラリー・ショップ・鋳物資料館が点在しており、江戸の風情とものづくりの息吹が感じられます。

鍋、釜、農業用具などの鉄鋳物の生産から始まった高岡銅器は、江戸中期より青銅鋳物による仏具の生産を始め、その鋳造技術は、美術鋳物日本一の生産量を誇り、高岡アルミ産業の源流ともなりました。現在では、仏具、茶道具、ブロンズ像、釣鐘など伝統的な幅広い製品に加え、素材や技術を磨きあげた多くの企業により、生活に溶け込む製品が多く作られています。
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